ファミリーカーSUV比較2019『家族におすすめSUVは?』

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レクサス「LX」の良い点・欠点まとめ|ランドクルーザーの姉妹車5,700cc・燃費6.5km/L

      2017/05/10

レクサスLX

レクサスLXは、トヨタから発売されているランドクルーザーの姉妹車になり、現行モデルで3代目になります。ランドクルーザーをベースに作られていますが、排気量は1,100ccアップの5,700ccになり、パワートレーンが拡大しています。2,700kgの重量級ボディーでも軽やかな走りを見せてくれます。トランスミッションは8速ATを採用した事もあり、燃費面ではJC08モードで6.5km/Lの低燃費を実現しています。

安全面では、LEXUS Safety SYSTEM+を採用し、プリクラッシュシステムやレーンディパーチャーアラート・レーンキープアシストなどの安全装備が充実しています。JNCAPが実施する予防安全性能の評価試験では、衝突被害軽減・車線逸脱警報・後方視界情報提供試験の全ての項目で満点を取り、最高ランクにASV+を獲得しています。

レクサス「LX」のメリット(良い点)

①LEXUS Safety SYSTEM+を搭載で、事故を未然に防ぐ手助けをしてくれます。

レクサスLXは、予防安全パッケージLEXUS Safety SYSTEM+を搭載しています。LEXUS Safety SYSTEM+では、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーにより、衝突回避または被害の軽減をサポートしてくれます。
また車線逸脱を警告してくれるレーンディパーチャーアラート・車線内を走行しやすいようにステアリング操作を支援してくれるレーンキーピングアシストという機能も付いています。
事故を未然に防ぐための機能が満載となっており、もしもの時も心強いです。

②最高出力は377馬力・最大トルクは54.5kg・mは国産SUVではナンバー1

レクサスLXは、ランドクルーザーと同様にV8エンジンですが、排気量は1,100ccアップし、パワートレーンは拡大しました。最高出力は377馬力・最大トルクは54.5kg・mで、ランドクルーザーと比較すると59馬力・7.6kg・m拡大しています。
2,700kgの重量級のボディーですが、国産SUVのなかでは最高の馬力・パワーを誇り、パワフルな走りを見せてくれます。悪路走破性にも優れており、シチュエーションを問わず、活躍してくれます。

③レクサスクライメイトコンシェルジュを採用で、常に快適な状況でドライブが可能。

レクサスLXは、先進の空調システムであるレクサスクライメイトコンシェルジュを採用しています。スイッチを押すと、オートエアコン・ステアリングヒーター・シートヒーター・シートベンチレーション付きシートが作動し、快適な状態に導いてくれます。
自動で調整してくれるので、常に快適な状況でドライブを楽しむ事が可能です。暖めすぎ・冷やしすぎなどの自体は避けられるので、無駄な燃料の消費も抑えられます。

④マルチレインモニターを標準装備で、オフロードもバッチリ。

レクサスLXでは、前後左右に設置した4つのカメラ車輌周辺の死角になりやすいエリアを映像で確認出来るマルチレインモニターを標準装備しています。モニターの切り替えはワンタッチででき、とても簡単です。アンダーフロアビューでは、車輌下の状態やタイヤの状況なども確認出来るので、オンロードの走行時には重宝します。大型SUVはどうしても死角が多くなので、なくてはならない機能です。

⑤ブラインドスポットモニター搭載で、高速道路の合流なども安心。

レクサスLXは、ブラインドスポットモニターを標準装備しています。走行中にドアミラーでは確認しにくい後側方の車輌(隣接車線でリヤバンパーの位置から前に1m、後ろに3mの範囲)を検知し、ドアミラー内のインジケーターでドライバーに警告してくれます。高速道路の合流や車線変更時など、急接近する車輌の存在も教えてくれるので、もしもの時も安心です。

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レクサス「LX」のデメリット(欠点)

①ランドクルーザーZXとの価格差418万円で割高。

レクサスLXは、車輌本体価格が1,100万円と大台を突破した強気な価格設定になっています。ベースになっているランドクルーザーと比較すると、最上級グレードのZXが682万円なので、実にその差は418万円です。
もちろん排気量が1,100ccアップしたり、装備・内装などが向上しているので一概には言えませんが、少々割高な感は否めません。燃費も若干ランドクルーザーより低い数値になっていますし、価格面・ランニングコストから見てもややハードルは高めです。

②8速ATになりオンロードを意識した仕様になったものの、燃費はあまり良くない。

レクサスLXは排気量がランドクルーザーより1,100cc拡大し、さらにパワフルな走りを実現しました。それでいてトランスミッションは専用の8速ATになり、よりオンロードを意識した仕様になっています。
しかし、ランドクルーザー比で全長が115mm・全高が30mm・車体重量が30kg増えた事もあり、燃費はJC08モード燃費で6.5km/Lとやや低い数値となっています。
燃料はランドクルーザーと同様にハイオク仕様となっており、ランニングコストは高めになります。欧州のようにディーゼル仕様だったら良かったのですが、ちょっと残念なところです。

③ラゲッジルームはやや狭いか。サードシートの跳ね上げ・展開が電動なのはプラスポイントではあるが。

レクサスLXのラゲッジルームは、通常時で奥行き400mm×幅1,380mm×高さ960mmとなっています。奥行き400mmではちょっとした買い物がいいところで、アウトドアなどで大きな荷物を積むにはやや狭いです。
サードシートを跳ね上げると奥行きは950mmまで拡大しますが、横幅がやや狭くなるのも難点です。サードシートの跳ね上げ・展開が電動なのは嬉しい機能ですが、背もたれ・ヘッドレストなどを起こすのは手動になります。ここまでが全自動なら文句ないのですが、女性には結構ハードかもしれません。

レクサスLX