『クロスオーバー7』燃費13.2km/L、価格275万円~|スバル唯一の3列7人乗り
2017/08/20
価格 | 275万~ |
燃費 | 13.2km/L |
エンジン | 2.5ℓ DOHC |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) |
馬力 | 173PS |
全長×全幅×全高 | 4780×1800×1670mm |
室内長×幅×高 | 2720×1510×1275mm |
最小回転半径 | 5.5m |
乗車定員 | 7名 |
クロスオーバー7は、2015年4月に発売され、現行モデルで2代目になります。従前モデルのエクシーガはミニバンの位置付けでしたが、クロスオーバー7はSUV系にシフトした感じです。スバル唯一の3列7人乗りとなっています。
内装はタン色(茶褐色)とアクセントカラーに採用し、シート・ステアリングなどに使用しています。SUV系では黒やグレーの内装が多い中、かなり攻めている印象です。
グレードは2.5i アイサイト1グレードとなっており、4WD車のみのラインナップです。メーカーオプションもウルトラスエード&本革シートのみで必要な装備は既に標準装備されています。アイサイトver.2やSRSサイドエアバッグ&サードシート対応SRSカーテンエアバッグなどの安装備は、標準装備となっています。
クロスオーバー7の色
クロスオーバー7のボディーカラーは、5種類でした。クリスタルホワイト・パールのみオプション3万2,400円の追加料金が必要です。
クリスタルホワイト・パール | |
タングステン・メタリック | |
ダークブルー・パール | |
プラチナムグレー・メタリック | |
クリスタルブラック・シリカ |
スバル「クロスオーバー7」のメリット(良い点)
①アイサイトver.2を標準装備
クロスオーバー7は、運転支援システムアイサイトver.2を標準装備しています。アイサイトはステレオカメラをフロントガラス中央上部に2つのカメラを設置し、前方の状況を監視してくれます。車だけでなく、歩行者や自転車なども認識してもしもの時は危険を予測し、衝突を回避または被害を軽減してくれるので、とても心強いです。
JNCAPが実施する予防安全性能の評価試験で予防安全ブレーキ試験で31.9/32点・車線はみ出し警報試験8/8点・後方視界情報試験6/6点と全ての試験で好成績を残しており、特に安全性の高い車と評価されています。
②シートは、厚みのあるクッションで座り心地が良い
クロスオーバー7は、タン色(茶褐色)のスエードを張ったシートを採用しています。ステアリングや助手席の前にもタン色をアクセントカラーとして使っており、スポーティーで引き締まったインテリアとなっています。
厚みのあるクッションを採用しており、ちょうど良い固さでしっかりと体をホールドしてくれます。セカンド・サードシートもサイズ的にも余裕のある作りになっており、長距離運転でも疲れにくいです。
運転席と助手席は8ウェイパワーシートを採用しているのもプラスポイントです。
③大容量スペースで5名乗車でも十分な積載量を確保
クロスオーバー7のラゲッジルームは、通常時が奥行き450mm×幅1,080mm×高さ800mmとなっています。3列目格納時は奥行きが1,140mmまで拡大します。3列目は床下格納になり、左右の張り出しも少なく、5名乗車でも十分荷物を載せる事が出来ます。2列目まで格納すると、2,100mmまで拡大し、サーフボードなどの長尺物やテントなどの大きな荷物も楽々載せられます。
④左右独立調整機能付きフルオートエアコン&スカイ空調
クロスオーバー7は運転席・助手席で別々の設定温度にする事が出来る左右独立調整機能付きフルオートエアコンを採用しています。男性と女性では、暖かさの感じ方も様々なので、こうした細かな気配りは嬉しいポイントです。
またインパネ上部にはスカイ空調を設置しており、これによりセカンド・サードシートまで空気を運びます。どの席に座っても、快適に過ごす事が出来るので、ストレスなくドライブを楽しめます。
スバル「クロスオーバー7」のデメリット(欠点)
①グレード・駆動方式・メーカーオプション少ない
クロスオーバー7には、2.5i アイサイト1つのグレードしか設定がありません。また駆動方式も4WDのみで、メーカーオプションもウルトラスエード&本革シートしかなく選ぶ楽しさ、自由度は低いです。
シンプルで分かりやすい設定ではあるのですが、もう少し選択肢の幅があっても良いような気がします。マイナーチェンジの際には、期待したいところです。
②エクストレイルの方がコストパフォーマンスは上か。
クロスオーバー7は、JC08モード燃費で13.2km/Lの低燃費を実現しています。しかし、ライバル車のエクストレイルと比較してみると、同じ4WD車3列シートで15.6km/L(ハイブリッド4WDは20.0km/L)となっており、燃費面でやや劣ります。
またエクストレイルはエコカー減税対象になっていますが、残念ながらクロスオーバー7は対象外となっています。一概に比べることは出来ませんが、コストパフォーマンスで行けば、ややエクストレイルに軍配が上がります。