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DS「DS4クロスバック」の良い点・欠点|ターボ燃費14.9km/L、ディーゼル18.0km/L

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DS4クロスバックは、2016年4月に日本で発売が開始された新型車になります。

ラインナップは、1.6Lのガソリン仕様・2.0Lのディーゼル仕様の2モデル構成で、どちらも1グレードとシンプルな設定となっています。

外観は、世界で最も美しい車に設定されたD4をベースにSUVテイストのバンパー・ホイールアーチを装着し、スタイリッシュで都会的なエクステリアに仕上げています。

またDS4より30mm車高&アイポイントを高めて走破性もプラスしてオフロードもいけるクロスオーバーモデルとなっており、幅広いシーンで活躍してくれる1台です。

DS4クロスバックの良い点(メリット)

①ディーゼル仕様は脅威のJC08モード18.0km/L。

ガソリン車に1.6L直列4気筒ターボを搭載した新型DS4クロスバックは、JC08モード14.9km/Lの低燃費を実現しています。

輸入車SUVのライバル車のゴルフオールトラックが14.9km/LLと同程度の燃費水準となっています。

ディーゼル仕様のDS4クロスバックBlueHDiでは、さらに燃費が良く18.0km/Lとなっており、ライバル車を大きく引き離しています。

どちらも十分な燃費水準となっており、普段の足として使うには十分なレベルです。

②一般的な機械式立体駐車場に収まるサイズ。

全(長4,285mm×幅1,810mm×高1,530mm)の新型DS4クロスバックは、一般的な機械式立体駐車場には収まるサイズに抑えており、外出先での駐車場では困る機会は少なくなっています。(全幅1,850mm・全高1,550mm以下に制限しているところが多い)

また最小回転半径は5.3mとSUVの平均値である5.5mを下回っており、取り回しの良さが光ります。

狭い路地やUターンも楽々出来るので、女性や運転歴の浅い方でも運転しやすい車種です。

③ディーゼル仕様は180馬力・40.8kgmと抜群の走行性能。

ガソリン仕様に1.6L直列4気筒ターボを搭載した新型DS4クロスバックは、最高出力165馬力・最大トルクは24.5kgmと十分な走行性能となっています。

最大トルクの発揮は、1400~3500rpmと低回転指向なのも街乗りには適しています。

ディーゼル仕様ではさらに走行性能が増し、180馬力・40.8kgmとパワフルなスペックとなっています。フル乗車で高速走行や坂道を登ってもすいすいと走ってくれるので、ストレス少なく運転出来ます。

④加速性能と経済性を両立したディーゼル仕様がおススメ。

車両本体価格がガソリン仕様が338万円~・ディーゼル仕様が361万円~の新型DS4クロスバックは、コンパクトなボディーで使い勝手が良い上に、300万円台で買えるという輸入車SUVでは数少ない車種になります。

装備・性能・ブランドなどが異なるため一概には比較は出来ませんが、輸入車SUVでライバル車にあたるゴルフオールトラックが347万円~となっており、少しお得感はあります。

ガソリン車との価格差は23万円なので、加速性能と経済性を両立したディーゼル仕様の方がお買い得かもしれません。

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DS4クロスバックの欠点(デメリット)

①衝突被害軽減ブレーキなどの予防安全装備の設定なし。

新型DS4クロスバックは、サイド&カーテンエアバッグ・ブラインドスポットモニターシステムなどの安全装備の設定はありますが、残念ながら衝突被害軽減ブレーキ・車線逸脱警告機能などの先進の予防安全装備はオプションですら設定されていません。

またクルーズコントロールは一定速度を維持するタイプを標準装備していますが、車間距離を一定に保ちつつ自動走行する全車速前車追従式ではないので、ブレーキ制御はドライバー自身が行う必要があります。

②荷室容量は370Lと少なめな上にフラットにならない。

通常時で奥行き810mm×幅1,040mm×高さ775mmの新型DS4クロスバックは、370Lと容量は少なめになっています。普段の買い物くらいなら問題ありませんが、大きな荷物を積むのは厳しいかもしれません。

リアシートを倒すと奥行きは1,600mmまで拡大しますが、容量は限定的です。

またリアシートを倒してもフラットなフロアにはならず、段差が生じてしまうのは残念なポイントです。

室内の収納スペースは多いという程ではありませんが、必要最低限には備わっており、不自由のないレベルです。

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