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アウディ「A4オールロードクワトロ」良い点・欠点|燃費14.6km/L、自動ブレーキ標準装備

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アウディ「A4オールロードクワトロ」の全体画像

JC08燃費:13~14.6km/L
価格:585~759万円
1984cc
5人乗り

新型A4オールロードクワトロは、2016年9月に日本で発売が開始され、現行モデルで2代目になります。

ラインナップは2.0L直列4気筒ターボ搭載の1グレードのみで、車両本体価格は658万円~と高価格のSUVです。

駆動系は名前を見ても分かるように4WDのみでウルトラクワトロシステムが搭載されています。

またベースのA4アバントより最低地上高を30mm高くしており、使い勝手はワゴンそのままにオフロードでの走破性もプラスしています。

安全面でも先進の予防安全装備であるアウディプレセンスシティを標準装備しており、高価格SUVに相応しい安全性能となっています。

A4オールロードクワトロの良い点(メリット)

①クワトロシステムの搭載により14.6km/Lの低燃費を実現。

新開発のクワトロシステム&アイドリングストップ機能のスタートストップ システムを搭載した新型A4オールロードクワトロは、JC08モード14.6km/Lの低燃費を実現しています。

旧型比では9%燃費向上しており、街乗りでも十分に使えるレベルです。

晴天時など4WDの必要のない場面では、後輪への駆動系統を完全に切り離して走行抵抗の少ない効率的な走りを自動で選択してくれます。ドライバーが切り替え操作しなくても良いのも◎です。

②予防安全装備であるアウディプレセンスシティを標準装備。

新型A4オールロードクワトロは、ミリ波レーダーとシングルカメラにより歩行者・車両に対して自動ブレーキで衝突を回避・軽減するアウディプレセンスシティ・車線逸脱を予防するアウディアクティブレーンアシスト、衝突時の乗員保護性能を高めるアウディプレセンスベーシックなどの安全装備が備わっています。

この他にも全車速前車追従式のアダプティブクルーズコントロールなどのドライバーをサポートする装備が充実しており、負担軽減に貢献してくれます。

③オフロードモードを新たに設定し、より悪路走破性が向上。

新型A4オールロードクワトロは、A4アドバントより30mm高い170mmの最低地上高を確保しており、オフロードや雪道などでも車体底部をするリスクが少なくなっています。(旧型モデルは160mm)

またアウディドライブセレクトでは、従来の5つのモードに加え旧型モデルには搭載されていなかったオフロードモードが新たに設定されており、より悪路走破性が向上しています。

雪道など滑りやすい路面でも4輪に最適な駆動力を配分してくれる4WDシステムが備わっているので、どんな路面でも優れた走行安定性を発揮してくれます。

④旧型比で荷室容量がフル乗車時15L・2人乗車時80L増加。

フル乗車で奥行き1,050mm×幅1,000mm×高さ720mmの新型A4オールロードクワトロは、505Lと十分なラゲッジスペースを確保しています。リアシートを倒すと奥行きは1,830mmまで拡大し、1,510Lまで増えます。

旧型モデルがフル乗車時で490L・2人乗車時で1,430Lとやや狭いラゲッジルームだったですが、新型はかなり容量が増えており、アウトドアやウインタースポーツなど大きな荷物も沢山積めます。

また室内の収納も決して多い訳ではないですが、平均程度には揃っており、使い勝手も悪くないです。

⑤最小回転半径5.5mと取り回しも良く、扱いやすい車種。

全(長4,750mm×幅1,840mm×高1,490mm)の新型A4オールロードクワトロは、旧型より全長が+30mm・全高が-5mmと少し車体が大きくなっています。

それに伴いホイールベースも2,820mmと旧型より15mm伸びていますが、最小回転半径は変わらず5.5mを維持しており、操作性は同等以上です。

リアガラスが小さく後方視界だけがやや良くないですが、それ以外の窓ガラスは大きめに作られており、全体的に視界も良く運転のしやすい車種になります。

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A4オールロードクワトロの欠点(デメリット)

①A4オールロードクワトロはレガシィアウトバック×2の価格。

車両本体価格が658万円~の新型A4オールロードクワトロは、輸入車ライバル車であるX3のエントリーグレードX Drive20iが624万円~となっており、30万円程度の価格差になります。

ただ装備・性能・ブランドなどの差もあるので、このくらいの差なら許容範囲ではあります。

ただ、国産SUVと比べるとレガシィアウトバックが320万円~とA4オールロードクワトロの半分以下の価格設定となっており、さすがに割高感があるのは否めません。

②室内空間はあまり広くなく、特に後席が頭上・足元共に狭い。

全高が1,490mmと低めの新型A4オールロードクワトロは、一般的な機械式立体駐車場の制限をクリアしており、外出先での駐車場では困るケースは少ないです。

輸入車SUVではこうした車は珍しく、貴重な車種と言えます。

ただ前席はまだ頭上空間にそれなりには余裕があり圧迫感までは感じませんが、後席が頭上空間に余裕がなく大人の男性だとちょっときついです。

また全長4,750mmと大きめのボディーサイズの割には足元空間も狭く、長距離ドライブとなると大変かもしれません。

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