ファミリーカーSUV比較2019『家族におすすめSUVは?』

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レクサス「NX」の良い点・欠点|最大燃費21.0km/L・レクサス初のターボ設定あり

      2017/05/10

NX正面

レクサスNXは、2014年7月に発売が開始された新型車です。それまではSUVではRXしかラインナップがなかったのですが、中型クロスオーバーSUVとしてNXが誕生しました。
レクサス初となるターボ搭載した200tとハイブリッドを採用した300hの2つのモデルが準備され、それぞれに2WD・4WDを設けています。グレードは標準グレードの他にI Package、Version L、F SPORTの4つの設定があります。

燃費面では、NX300hにハイブリッドシステムを搭載し、JC08モード燃費では、2WD車のNX300h・Iパッケージで21.0km/L・4WD車で19.8km/Lの低燃費を実現し、トップクラスの燃費水準を実現しました。2WD車は平成32年度燃費基準をクリアしており、環境に配慮した車となっています。

レクサス「NX」の良い点(メリット)

①3つの走行モード(F SPORTグレードは4つ)から選択可能。

レクサスNXは、走行モードを燃費重視のエコ・レスポンス重視のスポーツ(スポーツS)・通常時のノーマルの3つから選ぶ事が出来ます。(F SPORTグレードはSPORT S+を含む4モード選択可能)
シフト右横にあるスイッチを切り替えるだけの操作で、お好みの走行モードに簡単に変更出来ます。路面状況やその日の気分によって、パワートレーンやシャシーの設定などを変えることが出来るので、いつものドライブもより楽しめます。

②ゴルフバックを横向きに3個は積載可能。床下収納も使い勝手良し。

レクサスNXのラゲッジルームは、通常時が奥行き900mm×幅1,120mm×高さ685mmとなっていて、ゴルフバックを横向きに3個は載せられます。リアシートを倒すと最大1,800mmまで奥行きが拡大し、長尺な物でも十分積載可能です。RXのように倒しても段差が出来ないのもプラスポイントです。
またラゲッジルームの下には、深さ300mmの床下収納もあります。機内持ち込みサイズのスーツケースなども入るので、結構重宝します。ただし、若干室高が低いので、積載容量が小さめなのはやや難点です。

③NX300hはハイブリッドシステムを搭載し、トップクラスの燃費を誇る。

レクサスNXでは、NX300hの全グレードにハイブリッドシステムを搭載しています。これによりJC08モード燃費では、2WD車のNX300h・Iパッケージで21.0km/L(F SPORT・version Lは19.8km/L)・4WD車で19.8km/Lの低燃費を実現し、トップクラスの燃費水準となっています。
200tでは、2WD車で13.0km/L・4WD車で12.4km/Lとなっています。300hは平成32年度燃費基準・200tは平成27年度燃費基準をクリアしており、環境にも配慮した車となっています。

④BMW「X3」と比べると、割安な価格設定。

レクサスNXは、2.0Lが454万円~518万円(4WD車)・3.0Lが518万円~582万円(4WD車)の価格設定です。同クラスのライバルのBMW X3と比べてみると、2.0Lが591万円~651万円・3.0Lが747万円となっており、割安な価格設定となっています。
一概に比べることは出来ませんが、この2台はスペック・装備面などが似通っている事もあり、そうした意味ではレクサスNXの方がお得感があります。

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レクサス「NX」の欠点(デメリット)

NXリア

①RXに採用されているLEXUS Safety SYSTEM+は搭載されていない。

レクサスNXには、RXに採用されているLEXUS Safety SYSTEM+は搭載されていません。RXの自動ブレーキは、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用したものですが、NXはミリ波レーダーのみです。単眼カメラによって人や自転車などを認識するのでそれが付いていないため、対象は車輌のみになります。
またRXはLEXUS Safety SYSTEM+が標準装備ですが、NXはメーカーオプション扱いです。もしもの時の事を考えると、RXの方が安心・安全です。次のマイナーチェンジの際には、是非採用して欲しいところです。

②Cピラーが太く、やや死角が多い。パノラミックビューモニターは必須か。

レクサスNXのサイドウィンドーは後方に行くにつれ、高くなっていくデザインとなっています。またCピラーもライバル車のBMW X3と比べてみても太めに作られています。死角になる部分が多く、駐車の際などには注意が必要です。
車輌の周辺を表示してくれるパノラミックビューモニターがメーカーオプションで設定されているので、是非選択したいところです。側方の車輌を検知してくれる左右確認サポート機能が付いているので、結構重宝します。